10月30、31日に平成22年度第1回樹木医実践技術講座が開催された。
九州の樹木医約200人を対象にした実践講座である。内容は生物多様性、桜の樹勢回復、九州の病虫害、松枯れ、樹木診断。それぞれが2時間程度の講座なので、2日間で10時間の講習である 。参加者は50名。参加希望が多く、すぐに締め切りとなった。
参加年齢は30~80代といったところか。かなり幅がある。この会でいつも驚かされることがある。一つは参加意欲の高さ。恐らく、どのようなセミナーを開いても会場は満席となる。一日中講習が続くのに、居眠りをしている人はほとんど見かけない。自己を高める意識の強い人ばかりが集まっているのだろう。もう一つは質問の多さ。時間いっぱいに成るまで質問が続く。質問だけでなく、参加者から意見や回答が出る。参加者の問題意識のレベルが高く、知識も豊富な事の現われか。自分も頑張らねばといつも奮い立たせてくれる。会にはいれた事を誇りに思うと同時に名に恥じない行動をせねばならないと、つくづく感じる。


iPhoneからの投稿